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むか~し、むかし




就職したての2年目ぐらいにおらは工期1年半の現場に借り出された
そこは東北をまたにかけた某スーパーの卸センター新築工事だった



だから規模もハンパなくでっかくてね
屋根なんか工場で加工できないもんだから
現場に屋根折板を折り曲げる機械を入れて現場で折板作って施工してたのよ
土間コンクリート打設が冬場だったので泊り込みで練炭で朝まで養生してさ
数時間後とにストックヤードのはねだしの部分の高さが下がってきてないか
レベルで確認しにいったりしてた

0315.jpg


泊り込み部隊は麻雀牌もってきて麻雀やってさ(笑
麻雀やってる先輩達の横で「これはどんな役?」とか
「これは?それは?」とか聞いて「ウルセー!(怒」と怒られた



おらはさすがに泊り込みさせる事はできない言われたので
夜10時ぐらいまでしかいれなかった
とにかくとても楽しい現場だった



竣工間近になってくると引渡しする為にクリーニングやチェックが入るんだけどね
この建物は壁も角波亜鉛トタンだったので長い工期の間にはちょこっとした傷もでるわけ
傷がついて色がはげる と言ったほうがわかり易いか・・・


それを補修してまわった塗装屋のTさんが今でも忘れられない



その外壁の色は基本的にクリーム色だった
一部スーパーのロゴのカラーも取り入れられてたけどクリーム色が大半を占めてた
おらは外壁にくっついてるコーキングの処理をする為外回りをチェックしてたら
Tさんが色がハゲた部分を補修にとりかかるところに遭遇したの
結構おおきく色がハゲてた部分だった



足元には外壁のカラーNOの缶が置いてあったんだけどさ
1、2分経過してもTさんは色を塗りはじめなかった




Tさん。塗らないのですか?



うーん・・・これ色違うわ





今なら言ってる意味は分かるけどこの時は分からなかったので




え、この色じゃないですか?




と聞いたら




これは濃すぎるね・・・・・作らねぇーとダメだなこりゃ・・・




と言って、缶から色を別の容器に少し移して
そこに黒色系を筆で1滴落としたんだよ
↑実際の色は黒じゃないかもしれないが黒に近い色
0315b.jpg
濃くなるだろー!!Σ( ̄□ ̄|||)ってその時思って 

Tさん!この色混ぜていいの?

って聞いたんだけどTさんは自信満々の顔で




見てろ( ̄ー ̄)ニヤリ



と言って外壁にその色を塗った
そしたらその色が外壁の色にドンピシャだった!って話





塗装の色は同じ色でも微妙に違うのです
同じ色は同じ釜で作ったものだけです
ロットナンバーと同じものは合いますがロットが違うと微妙に色が違います
だから塗装屋さんは現場に入る時その色のロットナンバーの缶を余分に準備しておくんです



そして工期が長い現場ほど最初の色ではなくなります
太陽光などで徐々に色が変わって行くのです



さらに人は色を近いところで見たときの見え方と
遠くから見たときの見え方が微妙に違くみえる
面積が大きいところに塗るリーム色と面積が小さいところに塗るムリーム色も
同じ色でも微妙に違くみえる

それをあわせるのが塗装屋さんの腕のみせどころでしてね
これ見たときはおったまげたなぁ~・・・・
一発であわせたのもそうなんだけど乾いた後見たらどこ補修したかさえ分からんようになってた





前置きが長くなったけど
今日ねんどを買ってきてチビ太達と遊んだ
ひとつは油粘土でもうひとつは色がついてる小麦粘土



その色がついてる小麦粘土が4色しかなかったので
他の色を作ろうと色粘土を混ぜて挑戦したんだけどさ
なかなか思い通りの色ができなかったって話(笑



だから今日この塗装屋さんの事を久しぶりに思い出した
やっぱスゲーよ。Tさん


***********************


ちなみにこの色の違いは車でもそうです
車にキズがついてカーショップなどで売ってる補修ペンを
メーカーの色と同じものを買ってきて塗っても合わないのは上の話と同じです


なのでキズが目立つ場合は本職さんにお願いしてね  (b´∀`)ネッ!

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